「はじめあはやる気があったのに、いつの間にか面倒になってしまった」
「やらなきゃいけないことはわかっているのにできない」
多くの人が経験し、悩んでいることではないでしょうか。
そんな「やれない人」がやってしまいがちなのは、自分を責めることです。
「なんで行動できないのだろう・・・」とダメな自分を責め、自己嫌悪でますます行動できなくなるという悪循環。
僕も何度も同じような経験がありますが、解決するためにはどうしたらいいのだろうかと悩み、考え、自分なりの解決策を見つけました。
今回の記事では、僕なりの解決作をご紹介していきたいと思います。
行動できない最大の要因
結論から言うと、
成功している人は「とにかく行動が早い」です。最初の一歩をいかに早く踏み出すかが、鍵を握っています。
「やりたい!」と思った瞬間がモチベーションのピークです。
モチベーションの鮮度は何も行動しなければどんどん落ちていくため、保つためにも小さく行動してみるのが効果的です。
では、「すぐ行動できる人」は、どのようにして自分を奮いたてているのか。
それを解説する前にまずは「すぐ行動できない人」に関して解説していきます。
「行動できない人」は、多くの場合、自分を無理に動かそうとして失敗します。
運動の習慣を身に着けようと思うのに先延ばしを続ける。
余裕を持って仕事を終わらせようとしたけど、結局ギリギリになってしまう。
こうした失敗を繰り返すことで、「自分はダメな人間だ」という思い込みが刷り込まれていきます。
そしてますます行動できなくなるという悪循環に陥ってしまっています。
上記にもある通り、モチベーションには「鮮度」があります。
鮮度が最も高いのは「やりたい!」と思った瞬間です。
新しいゲームを買った、新しい本を買った。しかし、手をつけずに放置してしまい、いつの間にか積み○○になってしまった。
これは「やれない人」の典型的な行動です。
明日も高いモチベーションを維持できると思い込み、明日やればいいと自分を納得させているのだ。
そして、いつの間にか「明日やればいい」が「いつかやればいい」に変わっていくのです。
一方、「すぐやる人」は「いつか」はやってこないと知っているから、今この瞬間にアクションしないと気が済まないのです。
本を読んで知ったのですが、「人間は達成できなかった物事や、中断・停滞している物事に対して、より強い記憶や印象を持つ」そうです。
要するに、小さな一歩でもアクションを起こすことで「やり残し感」を持てば、「完成させたい」という欲求が自然と湧き上がるというわけですので、モチベーションの鮮度が高いうちに0を1に変えるようにしましょう。
逆算思考と積み上げ思考
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ゴールを設定し、プランに従って行動する「逆算思考」。
今できることに精一杯取り組む「積み上げ思考」。
ビジネスやプライベートにおいて、逆算思考は多くのメリットをもたらしてくれます。
道筋が明確で行動に無駄がないため、迷いなくゴールへ進んでいくことができます。
「行動できない人」は逆算思考を持っていないのではないかと思います。
僕の体験談ですが、ゴールを考えず「なんとなく頑張れるところまで頑張りました」となりがちです。
一方「すぐやる人」は、逆算思考はもちろんのこと持っていますが、積み上げ思考も否定せず、時には必要だと考えます。
現代はかつてないほど選択肢にあふれているため、「将来何に繋がっていくか今はわからないけど、やってみたいからやってみる」と考えることも大切だと僕は思います。
自分に必要なことをひたすらこなすのも必要ですが、それとは別で「やってみたい」「楽しい」という気持ちも大切にすべきです。
最初に説明した通り、逆算思考はゴールから考える思考法で、積み上げ思考は現時点から歩いていく思考法です。
僕が今回言いたかったのは、どちらも使い分けるのが「すぐ行動できる人」なのではないかということです。
まとめ
以上で締めたいと思います!
今回ご紹介した「行動できない人」の解決策は、それほど難しいものではなく今日からでもできるものだと思います。
「モチベーションの鮮度を保つために、些細なことでもいいから行動する」
「逆算思考と積み上げ思考をバランスよく使い分ける」
ぜひ試してみてください!